カレッジダイアリー

11月20日、この日は午前中に第一学科、第一学科Basic1年、午後から2年生の合評演習が行われました。 今週は講評会週間でした。水曜日には第一学科とBASICの1年、2年の合評がありました。合評は日頃の授業とは違う先生に作品を見てもらう特別授業です。 校長に加え、1年生の講評はタカザワケンジ先生、2年生は田口芳正先生が講評をしてくださいました。タカザワ先生、田口先生は本校研究科の講師です。学生各々が修了制作、卒業制作に向けて何か手がかりをつかむことが出来た合評になったのではないかと思います。   午前中は、1年生の合評 この日が2回目の合評演習、前回は手探りだった1年生も夏休みを過ぎ、自分の写真についてどんなことを考え、どんな進化を見せたのか、2人の先生が講評します。   タカザワケンジ先生は、写真雑誌などでも活躍する気鋭の評論家です。講評をするのか学生にとっては興味深いところ。   伊奈校長は前回の合評にも参加、今回学生の写真がどんな進化を遂げたのか、しっかり見極めていただきます。   合評の模様です。2回目とはいえ、オーディエンスに向かって自分の意見を話すのは、緊張します。 1年生といえども、ここでは一人の「表現者」として自分の意見を伝えることが求められます。   前回の合評で得た事を踏まえ、確実に進歩が見られた合評だったようです。 学生達はこの後修了制作に向けて、新たにスタートを切ります。 この後、午後からは2年生の合評です。2年生としては1年生には負けられないところ、 その模様は次のブログでくわしくお伝えします。...

11月18日月曜日、本年度第二回目の校長特別演習が行われました。 校長特別演習は、校長をはじめとし、日頃の授業とは違う先生に写真を講評してもらう、年に2回の特別授業です。本校が標榜する「批評精神」を体現した、最も本校らしい授業と言えます。今回、講評を担当するのはいずれも本校講師の渡辺兼人先生、飯沢耕太郎先生、伊奈校長です。第2学科2年は卒業年度、最後の特別演習でした。プレゼンの方法やプリントのクオリティ、写真についての考えが問われる授業。 第二学科の2年生にとっては今回が最後の特別演習です、卒業制作 にむけこれまで作ってきた作品の方向性を見定める最後のチャンスでもあります。   特別演習は全員参加が原則、先生、同級生、そして他の学科の学生も見学にきて、皆の前で自身の作品をプレゼンします。   プリントのディティールまで見極める、渡辺先生。写真のクオリティに対する厳しさには定評のある先生。 飯沢先生の講評は対話型、学生の話を聞き込んで講評、対話の中で話されるその豊富な知識は、見学している学生にとっても大変貴重な話です。 伊奈校長は、ハッキリとビシビシものを言う先生。 学生達は、先生に向かってまた、オーディエンスに向かって、自分の考えを話します。 [slider id='3632' name='13.11.17第二学科特演'] 本校では「教える」「教えられる」という関係を超えて、先生と生徒は同じ土俵に立つ「表現者」として対峙するのが伝統。学生には「教えてもらう」という感覚でなく、一人の表現者としてプレゼンすることが求められます。 [slider id='3640' name='13.11.17第二学科特演2']   今日の授業は、この後の2年間の集大成「卒業制作」に向け、また自身のこれからの写真の方向性を考える上で大変貴重な時間になったはずです。 この週は、水曜日に第一学科、第一学科Basicの1.2年生の合評演習、金曜日には第二学科1年生の特別演習と特別授業が続きます。その模様も随時お知らせします。...

11/3学園祭2日目   この日のメインのイベントは、金村修(写真家・本校講師)・タカザワケンジ(評論家・本校講師)・町口覚(デザイナー・マッチアンドカンパニー主宰)によるポートフォリオレビュー、写真界の第一線で活躍する方々に自分の写真を見せるチャンスです。 在校生ばかりでなく、卒業生も参加、3人の厳しい?レビューはきっと今後の制作に多いに活かされるはず。 [slider id='3521' name='レビュー01']   そして、みんなで作っていた作品がこれ、実行委員長高橋さんのインスタレーション『記憶の壁』、セルフポートレートを時間軸にそって展示する作品です。 [slider id='3537' name='takahashi']   もう一つ2年生の主代さんの作品、セルフポートレートにコラージュ [slider id='3546' name='nushiro']   そしてフィナーレは、地下のBarでのクイズ大会。賞金はなんと現金1万円!予選を勝ち抜いた精鋭が写真の知識を競います。 [slider id='3549' name='quizu']   硬派な写真展示、ワールドワイドなセミナーから、ゆるゆるのクイズ大会まで、今年も大変盛り上がった学園祭でした!!...

11/2学園祭初日 この日のメインイベントは、「ONWARDセミナー:自分の作品を海外で発表する方法」 フィラデルフィアで写真センター Project Basyoを運営するイトウツヨシさんによる講演。イトウさんの話を聞こうと沢山のかたが集まり、会場は満員になりました。 ONWARDはイトウさんがデェレクターをつとめる国際的なフォトコンペ、この講演会では、国際的に活躍する写真家になる為のロールモデルや 海外でのギャラリーやポートフォリオレビューの位置づけ、また海外で作品を発表する為にひつよなこととは?、などイトウさんの経験もふまえより具体的なノウハウをお話いただきました。また後半では、国際的にも評価されてきたオーストラリア人若手写真家のPiaさんをゲストに迎えての対談もありました。 [slider id='3498' name='ito_01']   後半は、Piaさんを交えての対談、制作の現場や作品について、また、実際に写真家として注目されるまでの彼女のキャリア形成など、これから「世界」をめざす人にとっては、大変貴重な話でした。 [slider id='3506' name='ito02']   最後にオーディエンスとの質疑応答、イトウさんの話に触発されたのか、沢山の質問があり予定時間をオーバーする程、イトウさんは一人一人に大変丁寧にお答えいただきました。最後は実行委員長の高橋さんが挨拶して終了となりました。 [slider id='3513' name='ito03'] その4に続く...

準備もいよいよ最終日、明日に向けてラストスパート   展覧会の展示や作品の制作も大詰め、模擬店の準備も着々?と進んでいます。 [slider id='3462' name='gakuensai2_2']   この日の「賄い」はカレー、賄いを食べていよいよラストスパート、作品が間に合わず食べながら作業する人も、、、、夜までかかってなんとか終わったみたい、皆さんお疲れさまでした。でも明日からが本番ですよ。 [slider id='3480' name='gakuensai2-3']   その3へ続く。...

来る11月2日3日の2日間、学園祭が開催されました。まずはその前の準備の模様をお伝えします。   今年のテーマは「瞬間×時(ときかけるとき)」 学園祭実行委員長 高橋結衣さんの今年のテーマについてのステートメントです。 「ときかけるときは、フィルムからデジタルへと移行している現代の中、その変わり目にいる私達はどのように写真と向かいあっていくべきなのか。コンデジやiPhoneをはじめとしたデジタル撮影が一般化され、写真を撮ることは誰でもできる時代。その中で、写真のこれからのあるべき姿を模索するともに過去から学び、そしてこれから伝えていかなければならないことを考えていきたいと思い、このテーマを掲げました。」 まずは準備の模様から 毎年、学園祭をはさんだ一週間は「創立記念週刊」として、授業はお休み。しかし学園祭の実行委員初め学園祭関わる学生は、学園祭の準備で連日遅くまで作業に追われています。実は実行委員は、夏休みから色々と話し合いを重ね、準備をしてきました。   10月30日学園祭準備初日 ホールや教室も「学園祭」仕様に、色々な展示物も制作開始です。 まずは、机や椅子を移動し展示や講演会の仕様に変えていきます。展示物などの制作も開始。本校の学園祭は実行委員長を中心に学生主導で行うのが伝統、学生同士で何度も話し合い進めていいきます。一年生は先輩から色々と学んでいきます。そして、最後は「賄い飯」、この日はおにぎりとみそ汁です。 [slider id='3435' name='gakuensai1_1']   準備の続きは次のページで、  ...

10月26日(土曜日)キャリアサポートの授業で、フォトギャラリーインターナショナルのディレクター高橋朗さんが来校しました。 フォトギャラリーインターナショナルは、30年以上の歴史がある日本でも屈指のコマーシャルギャラリー。高橋朗さんはそこで展覧会の企画をされたり、また数多くのポートフォリオレビューでレビュアーを勤められています。 この日の授業では、写真作品がどのように世の中に認められて行くのか、そのモデルケースをアメリカ、及び日本のアートマーケットの現状なども交え、より具体的にお話いただきました。   授業前には、コマーシャルギャラリーでの展覧会を目指す本校研究科の学生の押し掛けプレゼンにも快く応じてくださり、大変有意義な授業となりました。 高橋さん本当にありがとうございました。   キャリアサポートは、卒業後を見据えて、写真界で活躍している方に具体的なお話を伺い、学生の進路に役立てる授業です。本学ホームページでも卒業生のインタビューなどを掲載しています。 キャリアサポートのページ→ http://www.tcp.ac.jp/?page_id=2429 本学研究科についてはこちら→ http://www.tcp.ac.jp/?page_id=547  ...

10月12日~14日の3連休に学生と講師の有志で越後妻有へ合宿に行きました。 越後妻有トリエンナーレで常設展示されている作品の鑑賞と、隣の群馬で行われている中之条ビエンナーレにも足を伸ばして「芸術の秋」を満喫してきました。   まずは、名ヶ山写真館目前で記念撮影。     後ろの茅葺き屋根の建物が名ヶ山写真館、 名ヶ山写真館は本校が所有し本校講師の倉谷さんのインスタレーションがパーマネントで展示されており、越後妻有トリエンナーレの際に展示やワークショップを行っているところです。http://www.echigo-tsumari.jp/artwork/last_portrait_-_returning_to_the_eternity     学生が撮影した越後妻有の風景です。 [slider id='3249' name='13echigotsumai']   今夜の宿泊は、名ヶ山写真館の裏にある廃校になった小学校の体育館   [slider id='3265' name='13gasyuku']   翌日は中之条トリエンナーレへ、トリエンナーレの作品です [slider id='3252' name='13nakanojyo']       今回の合宿は、天候にも恵まれ大変有意義な3日間でした。 本校では、今後も名ヶ山写真館を積極的に活用し、越後妻有トリエンナーレに参加するなど、積極的に学外活動を行っています。...

この日の第一学科1年生の授業は、午前中の「デジタルと表現基礎」と午後からの「クラス実習」が連動しての授業 午前中に作成したサイアノタイプのプリントを午後からスタジオでデジタルカメラで複写しました。サイアノタイプという古典技法のディテールを知り、それをデジタルでも再現してみようというコンセプトの授業です。   午前中は、サイアノタイプを制作。 サイアノタイプは「青写真」「日光写真」ともいわれる、写真の古典技法の一つ、その名の通り青色の再現が鮮やかな写真です。サイアノタイプは様々な紙や布にも印画できる味わい深い技法。この日は前週に引き続き、 倉谷拓朴先生の指導で比較的再現性の高いインクジェットの用紙を使ってサイアノタイプの制作をしました。 ※サイアノタイプについて詳しくはこちら→http://www.tcp.ac.jp/?p=2909   午後からは、スタジオでサイアノタイプの複写です。 複写は写真の基本中の基本、目の前のモノをいかに忠実に再現するか、単に「複写」するのではなく、細かなデテールやオリジナルの持つ雰囲気まで再現してこそ本当の「記録」になってゆきます。オリジナルの持つ微妙なニュアンスまでどう「見抜く」のか、またそれを再現するライティングとは、複写という一見地味な作業に写真の原点があります。   大型ストロボを使うのは今日が初めての1年生、まずは高橋和海先生から大型ストロボの使い方や複写ライティングの基本的な話がありました。   そして即実践! ※これらの写真は学生自身が撮影しました。   さらに途中から堀内カラーさんにご協力いただき、中判デジタルカメラPhase One(http://www.fotolusio.jp/business/phaseone/camera/)を使っての撮影も行われました。   撮影後は、ノートパソコンで撮影データのチェック、実物が目の前にあるので、オリジナルとデジタルデータの色調の再現など緻密な確認ができます。また、中判デジタルとデジタル一眼のデータも比較しました、中判デジタルの描写力には驚かされました。   サイアノタイプという古典技法を体験し、それを最新のデジタルカメラで再現する。 伝統と革新が常に同時に実践されているのが綜合写専です。 「我が校は先鋭的である事自体を伝統とする」これは創立者 重森弘淹の言葉、この言葉は、今も揺るぎなく実践されているのです。...

飯沢耕太郎先生が担当する「写真作家研究」 2013年10月5日の授業は、写真家の蜷川実花さんをゲストに迎えての特別授業が行われました。   まずはお二人に出会いから、ひとつぼ展に応募したあたりからお話がはじまりました。 昔、飯沢先生に写真をみてもらいにポートフォリオを持参して本校まで来たという秘話も! 蜷川さんの作品をスライドショーで上映しながら、デビュー当時の“ひとつぼ展”の受賞の話から映画“ヘルタースケルター”の話まで、それぞれの場面で、写真家 蜷川実花としてどんな気持ちで作品に対峙したのか、興味深いお話がきけました。   さらにトークは、蜷川さんの活動を前期、中期、後期に分類し、評論家 飯沢耕太郎の眼を通し、写真家蜷川実花がどう進化していったのか、という展開に。 最後は学生との質疑応答、蜷川さんから学生に向けてのメッセージとして「野心を持つこと」とアドバイス頂きました。 学生初め聴講した多くの人にとって大変有意義な時間となりました。 蜷川さん、飯沢先生、ありがとうございました!    ...