本校講師 深川雅文さんの著書が出版されます
本校講師の深川雅文さんが執筆した美術家折元立身さんの評伝『生きるアート 折元立身』(美術出版社)が出版されます。
折元立身は、2001年のヴェネチア・ビエンナーレにて企画展に日本人で唯一選出されるなど、約50年のあいだ国際舞台の前線で活躍してきたパフォーマンス・アーティスト、シャーロット・コットンの『現代写真論』にも紹介されているように、写真とアートという文脈でも重要な作家として知られています。
本書は、折元さんの記念碑的展覧会を企画してきた深川さんによる初の評伝になります。
【紹介記事】
https://www.adfwebmagazine.jp/art/bijutsu-shuppan-sha-to-release-a-biography-on-tatsumi-orimoto-by-masafumi-fukagawa/
また、これに関連して折元さんの2つの展覧会が開催されます。
『生きるアート 折元立身 Tatsumi Orimoto ART×LIFE』
著者:深川雅文
発行:カルチュア・コンビニエンス・クラブ
発売:美術出版社
価格:4,500 円+税
発売日:2024年1月31日より
仕様:四六判変形、上製本、394⾴
ISBN:978-4-568-22138-1
折元さん参加のふたつの展覧会情報+書誌
グループ展「共棲の間合い -『確かさ』と共に生きるには-」
主催:東京都渋谷公園通りギャラリー
企画展:「共棲の間合い -『確かさ』と共に生きるには-」
出展作家:折元立身、酒井美穂子、スウィング、村上慧
会 期:2024年2月10日(土)~5月12日(日)
開館時間:11時~19時
休館日 :月曜日、2月13日(火)、4月30日(火)、5月7日(火)
会 場:東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室1、2、交流スペース
入場料 :無料
▶︎トークイベント「折元立身の生きるアートとは?」(手話通訳付き)
インディペンデント・キュレーターの深川と本展担当学芸員(河原功也氏)による対談。
5月12日(日)展示最終日[母の日] 14:00-15:30(予定)
折元立身オンライン展覧会「ラーメンをかぶる」川崎市市民ミュージアム
昨年の夏、8月21日に、撤去が決定している川崎市市民ミュージアムの逍遥展示空間で新作バフォーマンス「ラーメンをかぶる」を実施しました。
本展示は一般に未公開であったこのパフォーマスをオンラインで公開します。
オンライン展覧会「ラーメンをかぶる」
タイトル;「ラーメンをかぶる」展
会期:2024年3月1日~3月29日(予定)
会場:オンライン(川崎市市民ミュージアムホームページ)
予定作品:パフォーマンス「ラーメンをかぶる」記録映像、パフォーマンスの構想に関する資料、作家履歴等
post:2024-01-23