本校のキャリア教育
本校では、卒業後の進路を考える授業として一年次後期から「キャリアデザイン」(昼間部のみ)を月2回程度開講しています。「キャリアデザイン」では、「現場の人間が直接教える」という本校の強みを活かし、フォトグラファーの仕事、写真家としての活動などを具体的にレクチャーするとともに実際にプロデビューに必要なスキルやツールについて解説し、早い段階から卒業後の進路、フォトグラファー・写真家としてのキャリア形成についての「意識付け」をはかっています。
卒業年度には「キャリアサポート」(昼夜開講)を開講し、就職を目指す学生には履歴書や自己アピールなどの書き方を始め就職活動の心構えについて指導するとともに、写真家として自立を目指す学生には「写真家の仕事」の実際をより具体的に指導しています。また、 就職活動や写真家としての登竜門となるコンペなどに必修な「ポートフォリオ」の制作を実習するとともに、写真の現場で活躍している方をゲスト講師に迎え、実際に写真界で働くこと、講師の方がどのようにして今の「職業」についたのか、写真界でのキャリア形成について具体的なお話を伺っています。
写真作家として表現活動を続ける人、就職を目指す人、また大学院などへの進学を目指す人、学生の進路は多岐にわたっています。本校では少人数教育の利点を活かし一人びとりの希望に沿ってマンツーマンで学生の進路選択を後押ししています。
本校のサポート
求職は、写真芸術第1学科、写真芸術第1学科BASIC、写真芸術第2学科の区別なく、就職担当職員が相談窓口となり、一人ひとりの適正を考慮しながら相談に応じています。学内には「就職掲示板」を設置し、進路情報を公開しています。毎年の求人総人数は、その年に卒業する学生数の数倍の求人を頂いています。写真業界の特長として、4月採用だけでなく随時の中途採用を併用する企業が増えています。
卒業後もフォロー
本校では、卒業後も就職担当職員や講師が随時相談に応じています。就職後の様々事柄にも対応しています。また、本校の幅広いネットワークで中途採用の紹介など、再就職支援も行っています。